訪問型の顧問契約サービス

訪問型の契約サービス

毎月お客様の所へ訪問します

「訪問型の契約サービス」とは、毎月、お客様のところ(主に保育園の事務室)に訪問し、その場で、記入済み伝票のチェック、帳票データの整合性のチェック、質問にお答えするサービスです。

私たちが、最も力を入れてきたサービスです

毎月お客様の所へ訪問するスタイルこそ、吉浦事務所が創業以来ずっと続けてきたサービスです。

私たちの仕事の中で、最も重要な仕事の1つが、決算書を完成させることです。

「千里の道も一歩から」という言葉があるように、決算書の完成という大仕事を成し遂げるためには、日々の小さなお金の動きから正確に把握する必要があります。

毎月、訪問し直接チェックすることで、記載漏れなどを未然に防ぐことができます。また、運営上の困ったことや、ご不安にも即座に対応することができます。

サービス内容について

(1) 会計チェック、相談

お客様の所へ訪問し、領収書を1つ1つ確認し、伝票と照合していきます。また、未収金や未払金、預り金などが、適正に計上され、精算されているかも確認します。このとき、「どの勘定科目を使用したら良いか?」など、お客様が疑問を持ったことについては、その場で答えていきます。

(2) 保育業界のニュースなどの共有、対応方法の共有

さらに、委託費や補助金など、保育業界に関係する新しいニュースについての情報や、「どのように対応したらよいか?」という解決策についても、お話ししています。

保育業界の変化について「吉浦事務所から正確な情報が、早く、分かりやすく手に入る」と、多くのお客様から喜ばれております。

「何かあったら、とりあえず吉浦事務所に聞いてみよう」

とお考えのお客様もいらっしゃいます。

(3) 月次試算表の作成

訪問後は、持ち帰った会計のデータを元に、月次試算表を作成しお送りします。

吉浦事務所では、より完成度の高い試算表を作成するために、保育園へ訪問する外回り担当と、月次試算表の作成の担当の2人でダブルチェックしています。

(4) 予算の作成

保育園を円滑に運営するには「予算作成」は、とても大切です。

予算(収支の予想)と、実際の決算(実際の収支結果)の値が大幅にズレると、場合によっては、行政監査の対象になります。市町村によって対応は違うと思いますが、場合によっては、次年度の補助金申請などで、より厳しいチェックを受けることもあります。

予算を正確に作成するには、保育園特有の会計情報、会計処理についての知識と経験が必要です。

予算作成では、行政からの委託費、補助金と、運営のための人件費、施設整備費の予想を正確に把握します。さらに、大規模な改修や、不測の事態に対応するために、企業でいうところの剰余金を計上することになります。

保育園は一般企業のように、自由に剰余金をプールすることはできません。条例などや、制度で剰余金の上限が決まっています。また、剰余金は「利用目的をはっきりさせた積立金」として、計上し、管理することが求められます。

さらに、積立金を増やしていくだけでなく、適切なタイミングで、使用していく必要があります。積立が多すぎれば、状況によっては補助金を減額されることもあります。

さまざまな条件を加味して、適切な予算作成を行う必要があります。これらの作業は、一般的な行政事務所や、税理士事務所では行えない作業となります。

ここに、私たちの経験、知識の強みがあると考えています。

(5) 決算書の作成

決算書の作成に伴う、さまざまな会計処理、チェックは「年に一度の特別なもの」になります。

日常業務の中で、伝票入力をすることとは、本質的に違います。伝票入力は、入金、出金が発生したときに、記載するため、勘定科目が分かれば、慣れれば十分に保育園側で処理することが可能です。

一方で、決算書作成のための種々の作業は、本格的な会計知識、行政制度の知識、経験が必要になります。

例えば、複数の園を運営している場合、月次試算表は事業所単位(保育園ごと)で構わないのですが、決算の場合は、「法人として1つ」にまとめる必要があります。会計ソフトで単純に合算することはできず、細かいチェック、統合が必要となります。

他にも、「期を跨ぐ工事費用などの支出や、補助金の収入」が存在する場合、注意が必要です。未払い、未収入として適切な勘定科目を設定して、計上しないと、予算や行政からの委託費、補助金とのズレが生じます。行政は「ズレ」について、とても敏感で、最悪の場合、何らかの行政指導が行われることもあります。

さらに、行政の補助金制度、出納期限などの関係から、補助金の入金が遅れる(5月ごろ)になることも多々あります。この場合、理事会のための決算確定までの時間が短くなってしまいます。この場合、スピーディーに処理を行うか、適切な勘定科目として計上するかなどの判断も必要になります。

つまり「決算書作成」は、園で独自に行うには、あまりにも複雑、煩雑で、神経を使うものとなります。

そこで、私たちはできるだけ園に負担がないように、「必要となる情報だけをお聞きし、そのほかの処理は全て私たちで行う」ような業務フローを確立し、園の円滑な運営に貢献しています。

訪問型の顧問契約サービスに、ご興味がある方へ

上記のサービスについて、ご興味がある方は、お問い合わせください。

業務内容、費用について、詳しくお伝えします。また、園のご要望もヒヤリングし、細かい支援内容をご相談させていただきます。